【解説】くのいちサイボーグ

解説記事

謎Jです。9作目である『くのいちサイボーグ』が公開されました。ハッターズ1期、ようやく2人目のイメージソングです。

本記事では監督である自分が本作品に込めたテーマを解説をいたします。

本記事を読む前にコチラもチェック!

テーマ

テーマといっても、『怪盗ハッチさん』みたいに、かぐや姫みたいな元ネタがあるワケではないです。強いて言うならとってもありがちなラブコメディです。

暗殺対象に情が移って殺せなくなっちゃう…具体的な作品名はパっと出てこないのですが、映画にしろ漫画にしろ、誰しも一度は目にしたことのある展開なんじゃないかなと思います。もちろん裏テーマもありません。殺椿ちゃんのための等身大イメージソングです。これを聴くだけで彼女がどんな人物か簡単に分かるものと思われます。

今回は『くのいちサイボーグ』という題の漫画というコンセプトでMVを制作しています。

本当はカラーを赤と黒の2色印刷に絞って、昔の漫画のようなビジュアルにしようと思ったのですが、今までのビジュアルから逸脱してよいものか迷った挙句日和りました。中途半端に貼ってあるトーンはその名残です。今回の歌詞字幕にふりがなが振ってあるのも漫画を意識した表現です。

ヤケに美麗なハッチさんはコピック塗りの意識でした

背景色について

謎JMVはテーマカラーの背景単色にグレースケールのキャラクターイラストを載せるってカンジが定石なのですが、本MVはヤケに背景色が安定してなかったと思います。あれ?そうだったっけ?とお思いの方はぜひ見返していただけると嬉しいのですが、

これは殺椿ちゃんの精神面の変化を表しております。暗殺者としての仕事モードのときはこんなカンジの暗い臙脂色なのですが、

着替えてるハッチさんを見た途端コレです。

本MVの制作にあたって、かなり迷っていたものがこの背景色になります。暗殺者としてのかっこよさと恋する乙女としての可愛さを両立する色を見つけることができず、じゃあ合う色複数使えばいいやんけ!となり、このような表現になりました。

サムネイルのラブレター手裏剣を持っている殺椿ちゃんの背景色も、精神表現理論で考えるときっと明るい紅色が適切なのですが、テーマカラーとしてはこの臙脂色を設定したかったので例外としています。

刺客たち

急に新キャララッシュがありましたが、これはハッチさんを狙う他の殺し屋のみなさんです。この先SSや、彼らのイメージソングで深堀りする予定ですので名前等の発表は気長にお待ちください。

どこかで見たことあるヒトも居ましたが…

一点だけご留意いただきたいことがあるのですが、今後の刺客たちのクローズアップで、本MVで描かれた展開が完全に一致するとは限りません。読み切り漫画と連載版で設定や演出が少し変わることがある……あの感じです。要するに、「こういう可能性もあるんだな」くらいに思ってていただけると幸いです。

ちなみにこれがアニメだったら、殺椿ちゃんの兄貴を倒すところまでがワンクールかなぁ…と思います

そういえばこれが殺椿ちゃんの兄貴です。色んな刺客が居る中、特に目立っていたので彼だけ資料を公開することにいたしました。梔死クチナシというkiller-killerネームをしています。

殺椿ちゃんと同じくサイボーグですが、無駄なモノを極限まで削ぎ落してるらしくこの体重の軽さです。他の刺客たちも気になるところでしょうがそれはまたの機会に…

これは少女漫画なのか?バトル漫画なのか?

最初にこの作品は漫画と言いましたが、ジャンルはなんなんでしょうか、ハッチさんに恋してるから少女漫画?刺客と戦い続けてるからバトル漫画?

くのいちサイボーグのMVはけっこう絵のタッチが様々あります。殺椿ちゃん視点のハッチさんは美麗で少女漫画の巻頭カラーのように見えたり、殺椿ちゃんが爆発して吹っ飛んでるシーンはギャグ漫画っぽく見えたりするかもしれません。(ちなみにあれは実際に爆発しているのではなく、炊き方がヘタクソな煙幕だったりします)

このようなタッチが交互に立ち代わり入れ替わりのように展開されますが、ラストサビはガラっとタッチが変わります。ここの一連の作画はポップで迫力のあるタッチに定評のあるceroさんに担当していただきました。

陰影が劇画チックでカッコイイ!少女漫画のような面影は微塵もありません!バトル漫画の戦闘シーンのような感じ、という指示で作画してもらったものになります。(王道の)少女漫画のように主人公がヒーローに守ってもらうのではなく、主人公がヒロインを守るために戦うバトル漫画のように、恋愛が成就しようがしまいが好きだから、ハッチさんを守るために戦うことを決めた殺椿ちゃんの決心を表現したものになります。

乙女心は健在ッ! 殺椿ちゃん14歳の想いが叶う日はくるのでしょうか

ハッチさんはどう思ってるのか

この楽曲は殺椿ちゃんの視点でストーリーが進むので、ハッチさんの気持ちを知る術はなさそうに見えますが、その部分にちょっとだけ触れて終わろうかと思います。

このカットからの、

このカットです。

現実的に考えたら変なところがあるんですよね。分かりますか?

殺椿ちゃん視点ではハッチさんがいる場所が光なのに対し、

このカットでは殺椿ちゃんが来たところから光が差しているんです。逆になってるんです。

これは見た目の映えだけではなく意図的なものです。
問. このときのハッチさんの気持ちを50字程度で答えよ

さいごに

投稿の遅さについては今更なので言及しませんが、ずいぶん昔からあった構想をこうして形にすることの難しさといったら…この楽曲は草案時点でフル尺が完成していたのですが、元のままでは単調すぎたので、どうすれば最後まで聴いてもらえるか、情報量を詰め込めるか、四苦八苦した結果この投稿の遅さになりました。結局言及してるじゃねえか!!!歌詞も元と変えた部分があるのですが、何にしろ国語と英語がわからん14歳のイメージソングですから、英語はもちろん難しすぎる言い回しを使うわけにはいきません。…バグ?デフラグ・クリーンアップ?

あとはMVを見てご覧の通りこの作画枚数です。漫画がテーマでしたが、自分は漫画の執筆経験が皆無です。漫画っぽく描くのってこんなに難しいんだな…と思いました。今回も作画班の皆さまに助けていただきました。全体の3割くらいの素材を作ってもらっています。何はともあれ、世に送り届けられてよかったです。ハッターズ!というコンテンツが大きくなったら読み切りでいいので見てみたいな…コミカライズ版、『くのいちサイボーグ』を…

ところでこの解説記事の大部分は投稿日の朝に執筆されています。あなたがこの記事を読んでいる頃…いやちょっと前から、私は次の楽曲MV制作にとりかかっていることでしょう…それではまたお会いしましょう…次はもうちょっと早く再会できるかもしれません。ここまで見ていただきありがとうございました。

おまけ Q&Aコーナー

Q これは何拍子の曲なんですか?
A イントロや間奏が主に5拍子、Aメロが4拍子、Bメロが主に7拍子、サビ前とサビが4拍子です。

Q (00:42辺り)赤点逃れてなくないですか?
A こ…これだけ20点満点のテストとかです…たぶん…

Q ハッチさんはなんで急に脱いだんですか?
A ルナさんに送る血を抜いているときにシャツを汚したからです

Q QRコードはありますか?
A ないです

comment

  1. コロさんにとってはハッチさんが光(好き)だから光の方でハッチさんの方は助けてくれたからコロさんが来たところから光とかないかな()‌
    一緒に居るのか?かわいいですねてぇてぇ!!!

  2. 殺椿ちゃま大好きだよ!!!

  3. 光のやつは個人的に‌
    ハッチさん「コロさん窓割って入ってきたんですが大丈夫ですかね…」‌
    とかだと思ってるけど全然50字程度じゃない

  4. すみません貴方神かなにかでしょうか?‌
    問に関しては…うーーん…なんだろ。‌
    驚きとか…でもなんか別のことを考えてそうでもある…。‌
    (俺の考察です↓)‌
    光のことについてなんですけども。‌
    殺さん(殺椿)は好きだからハッチさんがいる方を光にさせてるのでは…。‌
    また、もう1個の画像で外が光なのはなんだろ…?‌
    ハッチさんは【自然】に見えてるのではないか?‌
    外は普通に明るい時間だから明るいのではと思いました。また、ハッチさんにとってはルナさんが好きだからルナは外(違う場所)にいるため恋愛対象がどちらも違うのを表してるのでは…?と。‌
    でもそのカットからするとハッチさんの視点ではないからそれはそれで…うーん考察が難しいところが流石!!謎jさん!!と思いました!‌
    考察あざです😁

  5. うわああああああ‼︎コロツバちゃんのお兄ちゃん設定資料うううううう‼︎クチナシさん一生愛す…

  6. IKILLYOUってガンダムのお前を殺すみたいなやつかな。結局殺さずに守り続けたやーつ。

タイトルとURLをコピーしました